お正月休みのご案内
12月29日(火)~1月3日(日)まで休診いたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。
R.8.4月より診療時間が変わります。
午前診療 9:30 ~ 13:00 → 9:30 ~ 12:30
午後診療 14:30 ~ 19:30 → 14:00 ~ 19:00
最終受付は、18:30となります。歯科検診は、18:00となります。
宜しくお願い致します。
★教えて!ドクター★始めよう予防歯科 N.22
睡眠時無呼吸症候群、歯ぎしり・・・質の良い睡眠のために歯科を活用
睡眠の悩みに歯科でもアプローチできることをご存じですか。
例えば、「睡眠時無呼吸症候群」。睡眠時に10秒以上呼吸が止まる(無呼吸)もしくは呼吸が浅くなる(低呼吸)ことが一晩に何回も繰り返される疾患で、血液中の酸素が不足することで、心臓や血管に負荷がかかります。その結果、高血圧、心筋梗塞、脳卒中等のリスクとなったり、日中の眠気を引き起こし思わぬ事故につながったりする恐れもあります。
睡眠時無呼吸症候群の一因に、舌の付け根(舌根)がのどの奥に沈下して、呼吸の通り道である気道が狭くなることが上げられます。歯科では①下顎を前方へ誘導することにより気道を広げる効果のあるマウスピースを装着する、②舌の位置を改善する訓練などで治療。内科と連携して治療することも可能です。
睡眠中の歯ぎしり、食いしばりも歯科の領域。睡眠の質が落ちるのはもちろん、歯がすり減ったり欠けたり、顎関節の痛み、肩や首の凝り、頭痛など全身の不調へつながることもあります。治療としては、マウスピースの装着やかみ合わせの調整のほか、咬筋(こうきん)にボトックス注射を打って防ぐ方法(ボツリヌ療法)もあります。
質の良い睡眠は元気の源。気になる症状があれば、一度歯科で相談を。
(いびきなどで口呼吸が続くと、口腔内が乾燥し、歯周病菌の増殖や口臭につながることも・・・)
★教えて!ドクター★始めよう予防歯科 N.21
暑い季節や災害時にも役立つ口の乾燥を防ぐコツ
夏に気を付けたい熱中症や脱水。体内の水分が減ると、唾液も減って口の中が乾きがちに。唾液には、自浄作用や細胞の増殖を抑える抗菌作用があり、唾液が減ると虫歯・歯周病・口臭のリスクが上がってしまいます。
こまめな水分補給はもちろん、食べるときによく噛む・舌を動かす・唾液の分泌を促す3大唾液腺マッサージを取り入れる、糖分の多い飲料を飲んだ後はうがいをする。口呼吸を避けるなどの対策が有効です。
よく噛むこと、舌の運動、唾液腺マッサージは、災害時に十分に水が使えない環境でもできる口腔ケア。口の中の乾燥を防ぐことで、避難生活で懸念される感染症や誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクを抑えることができます。また、乾燥はストレスとも密接にかかわっているため、口の中を潤すことでストレスを和らげる効果も期待できます。
非常時の健康を守るためにも、歯科での定期的な検診やクリーニングで、口腔内の環境を健康な状態に整えておくことが大切。プロによる指導で、歯磨きなど普段のケアをレベルアップしておくことも災害時に役立ちます。
★教えて!ドクター★始めよう予防歯科 N.20
"お口ぽかん”は、歯並びや歯周病、睡眠時の呼吸にも影響
口の周りの筋力が十分でないため口を閉じる力が弱く、無意識に口が開いたままになる”お口ぽかん”(口唇閉鎖不全症)。歯並びやかみ合わせに影響したり、歯周病・虫歯菌の増殖や口臭の原因になったり、睡眠時無呼吸症候群につながったり、全身の健康に影響を及ぼすことが懸念されます。
歯科では、お口ぽかんを含めた口腔機能発達不全症(*)を早期に発見し改善することで、将来の病気や不具合を予防しようという取り組みを強化しています。*食べる・話すなどの口の機能が年相応に発達していない状態
まず口腔内検査で、口の開け方、歯並び、かみ合わせ、舌の位置などをチェックし、健全に機能しているかどうか見極めます。弱い部分があれば、調整やトレーニングなどを通じて、あるべき状態に近づけていきます。
例えば、お口ぽかんの場合、口の周りの筋肉を鍛え、鼻呼吸を心がけることで改善が可能。かみ合わせの不全では、早期発見・調整・トレーニングすることで器具を用いた矯正治療をせずとも改善することが可能です。
お子さんに気になる症状やくせがあれば、一度歯科を受診することをお勧めします。
★口腔機能発達不全の例★
お口ぽかん
舌が前に出ている
音をたてて食べる
丸飲みしがち
発音が不明瞭
★教えて!ドクター★始めよう予防歯科 N.19
子どもの歯肉炎や歯並びの悪さを改善 定期的な歯科健診で健康習慣を付けよう
新年度を迎え、小・中学校の歯科健診に伺う機会があります。昔と比べ虫歯は減っているものの、歯肉炎や歯並びの悪さ心配される子どもが増えている印象です。
歯肉炎は、歯と歯茎の境目の歯肉溝(こう)に汚れがたまり、歯周病菌が増殖。歯茎に炎症を起こし、赤く腫れたり、出血を伴ったりします。症状が進むと、歯石がついたり、歯槽骨がとけてしまったりする恐れも。
予防には歯科での定期的なケアと家庭での丁寧な歯磨きが必須。上の頬側には汚れが残りやすいため、フロスなども使い念入りに行いましょう。
歯並びに関しては、遺伝のほか、あごの小ささや、指しゃぶり・舌を前に出す癖などが影響。歯の位置は口の周りの筋肉と舌からの圧力により決まっていくため、筋肉や骨が軟らかい乳歯のころから治療することが望ましいとされています。
永久歯は乳歯の下から生えてくるのですが、あごに十分なスペースがない場合は、乳歯を早めに抜いて永久歯がきれいに並ぶスペースを確保したり、舌や指で軽く押して、あるべき位置に歯並びを整えたりすることも可能です。
小さいころから、歯科健診に通い、口のケアに関心を持つことは、歯を長く健やかに保つ習慣を身に付けることにつながります。