★教えて!ドクター★始めよう予防歯科 N.11
歯科で行うホワイトニングとは?事前の検診とクリーニングが大切
近年人気の歯のホワイトニング。用品売り場に行くと、さまざまな専用歯磨剤が売られています。市販のホワイトニング歯磨剤の多くは、研磨によって汚れを落とすというもの。手軽で廉価な半面、虫歯や歯周病などで口の状態が悪かったり、知知覚過敏の症状があったりすると、痛みが出たり、しみたりすることもあるようです。
歯科で行っているホワイトニングは①オフィスホワイトニング②ホームホワイトニングの2種類。それぞれ、期間や効果の出方に違いがあり、ニーズに合わせて選ぶことができます。
市販、歯科いずれにしても、まずは歯科で検診とクリーニングを受けることをお勧めします。
検診では、虫歯や歯周病など、口の中の状態をチェック。クリーニングでは、細菌を減らし、歯の表面を滑らかにすることで、薬剤がしっかり届く状態にします。着色汚れなどはこのクリーニングで落とすことが可能です。
①オフィスホワイトニング・・・歯科医院で行う。専用の液を歯に塗布して光を当てる。短期間で効果が実感できる。目安として1日2時間を3回など、連続した通院が必要。
②ホームホワイトニング・・・歯科で型どったマウスピースに薬剤を入れて、自宅で装着して行う。自分の都合に合わせてできるのがメリット。目安として1週間に一度の来院が必要。段階的に効果
を実感できる。